結論: PL/Unit が一番お手軽っぽいよ。utPLSQL もよさそうですよ。
種々のテスティングフレームワーク
Wikipedia の
ユニットテスト・フレームワーク一覧
にあるように、PL/SQL にも色々なテスティングフレームワークがあるようだ。
今回はPL/Unitを使うことにしたが、少しだけ別のフレームワークも見てみた。
utPLSQL
最低限のテスト実装量は PL/Unit と同程度で済みそう。
また、アサーション関係の関数が型毎に分かれていないため、覚える量が少ないのも利点。
テスト対象のパッケージ中にテストを各スタイルにも対応できるように、テスト関係の
プロシージャ/関数にプリフィックスを設定できるようになっている。
(まぁ、特に問題がなければ、テスト対象とテストはパッケージを分ける方が好きだけど)
他にも色々な機能が備わっているようだし、使ってみたい内容だ。
最終リリース日が2005年6月2日と古いが、PL/SQL の言語仕様がさほど変わっていないからかもしれない。
(ちなみに PL/Unit は2006年2月11日。大して変わらない)
PLUTO
大変にクセの有りそうなフレームワーク。
外見だけを乱暴に書くと、テストをパッケージではなくてTYPEオブジェクトに記述するようになっている。
まあ、それは良いとして…
テスト実装に必要なタイプ量が多い。
pluto_util_object の実体化やらそのメンバを呼び出すところやら、毎回書かないといけなさそう。
リファレンスっぽいものを見つけられていない。チュートリアルはあるんだけど…
テスト実装するのが大変そうに感じてしまう。
最終リリース日は2008年7月18日。
ruby-plsql-spec
Ruby で頑張る、ややDSL感溢れるフレームワーク。
PL/SQL だけでは環境を構築できないわけですが、Ruby 好きならいいのかも?
環境構築に関しては、多分 gem さえ入っていれば何とかなったりするんじゃないでしょうか。
最終リリース日は2012年4月16日。